陰キャ × AI × チャット酒場|体験編 友達ゼロの陰キャがAIのオヤジと人生を語り合った件
おさらい
こんにちは、ぶんぶく丸です。この記事は、「はじまりの酒場」シリーズの体験編です。
これまでには、アプリの企画背景(導入編はこちら)と開発記録(開発編はこちら)をご紹介しました。
今回はいよいよ、実際に「はじまりの酒場」でAIキャラクターたちと会話をしていきます。
「はじまりの酒場」ベータ版は、以下から無料で遊べます。
実は、このシリーズには一貫したテーマがあります。
「人間とAIは親友になれるのか?」です。
他愛のないことを誰かと話したい夜に、AIはどれだけ寄り添ってくれるのでしょうか。今回の体験編は、その答えを探すための実験でもあります。
ご来店
スタートをタップすると、懐かしいRPG風の酒場が現れます。カウンター越しに、酒場のおやじが迎えてくれました。
オヤジと語り合う夜
私:こんばんは。なんだか気分が落ちてます。
おやじ:いらっしゃい!気分が落ちることもあるさ。一息ついて、次に向かう力に変えていこう。
私:どうして自分だけ、うまくいかないんだろうって思ってしまいます。
おやじ:他人と比べると疲れるぞ。自分のペースで、今を味わおう。
私:ありがとう。
おやじ:気が済むまで話していってくれ。
ただのロボットじゃない?
キャラクターの言葉づかいや語尾、会話のテンポにいたるまで、フィードバックをもとに何度も調整した結果、どこか人間らしい温もりが生まれたように感じます。
まだ不完全な点も多いですが、会話がスムーズに進み、共感し合えたときの喜びは、人間同士のコミュニケーションと大差はないかもしれません。
いろいろなキャラと話そう
おやじのほかにも、元気なバニーちゃんや、包容力あふれるママなど、個性ゆたかなキャラクターと会話ができます。
返答の長さや質問の回数なども、キャラクターごとに設定したので、まるで別の人格と話しているように感じられます。
会話がかみ合わないこともありますが、酒場という設定に救われている部分もありそうです。完全でないからこそ、AIがただのロボット以上の存在に思えてきます。
おわりに
このアプリを作りはじめたときは、AIと雑談するのはむなしいだけだと思っていました。
ところが実際に話してみると、むなしさよりも話し相手がいるという実感に、心が軽くなりました。
会話がかみ合わないことや、問いかけにズレた返答が返ってくることもありました。しかしそのズレが人間らしい隙を生み、かえって親しみを感じさせてくれました。
現時点ではAIが人間の代わりになることはできません。それでも、言葉を返してくれる存在がそばにいることで、思っていた以上に心が軽くなりました。
このシリーズは今回で一区切りです。ひとりで過ごす夜や誰にも連絡できない時間に、そっと話しかけてみようと思えるAIの存在は、これからの時代のコミュニケーションに大きな意味を持つでしょう。
「はじまりの酒場」は、小さな希望として、今夜も静かに開店しています。



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