陰キャ × AI × チャット酒場|開発編 友達ゼロの陰キャがAIで「はじまりの酒場」を爆誕させてみた
目次
- おさらい
- ドット絵で作る「はじまりの酒場」
- FigmaからBolt.newへのインポート
- Bolt.newでアプリを組み立てる
- テストと修正
- 公開
- 開発ツール&サービスの料金一覧
- まとめ
- 次回、AIオヤジと友達になる?
おさらい
こんにちは、ぶんぶく丸です。
このシリーズ記事では、陰キャの私が「誰かと話したい」と思い立ち、自然言語のみでAIチャットアプリ「はじまりの酒場」を作り、少しずつ心を通わせていくまでの過程をご紹介します。
前回の記事では、アプリを作るきっかけや、メインビジュアルについてお話ししました。今回は、いよいよ開発編です。4つのツールを使って、初心者がどこまでできるのか、チャレンジしました。
「はじまりの酒場」ベータ版は、以下から無料で遊べます。
使用したツールは、以下のとおりです。
- Figma(フィグマ):画面デザイン用
- Bolt.new(ボルトドットニュー):開発プラットフォーム
- OpenAI API(オープンエーアイ エーピーアイ):キャラクターの会話生成用
- ChatGPT (チャットジーピーティー):プロンプト生成などのサポート用
ドット絵で作る「はじまりの酒場」
前回は、Figmaを使って酒場のビジュアルを作りました。16ビット風の仕上がりを目指し、10ピクセルの四角形を組み合わせて絵を描いていきました。
モノクロ4色に、ビビッドなブルーをアクセントにしました。キャラクターごとに吹き出しの色を変えることで見分けやすくしています。
FigmaからBolt.newへのインポート
以下は、Figmaで作ったデザインをBolt.newにインポートする手順です。
- Figmaでフレームを選択
- インポートしたいFigmaのデータを開きます。
- フレームを選択し、右クリックして「選択範囲へのリンクをコピー」を選択します。
- Bolt.newでインポートを開始
- Bolt.newにアクセスし、ログインまたは、サインアップします。
- ダッシュボードの「Import from Figma」ボタンをクリックします。
- 先ほどコピーしたFigmaのリンクを貼りつけ、「Import」をクリックします。
- インポートの完了と確認
- 数秒でFigmaのデザインがBolt.newに反映され、Next.jsプロジェクトが生成されます。
- プロジェクト内でデザインの確認や編集ができるようになります。
インポート時のポイント
- Figmaからインポートできるのは、ページ全体ではなく「フレーム」のみです。
- 「共有」設定で「アクセス可能なユーザー」を「ユーザー全員」に設定しておきます。
- ボタンや入力欄には、あとから見てわかりやすい名前をつけておきます。
- 不要なガイド線やコメントレイヤーは削除しておきます。
- パーツごとにフレームを整理しておくと、Bolt.newでの動きがスムーズになります。
Bolt.newでアプリを組み立てる
Bolt.newでは、むずかしいコードを書かなくても、日本語で指示するだけでアプリを作ることができます。
ここでは、AIチャットボットを動かすまでの手順をご紹介します。
- アプリのベースを作る
- アプリの概要をChatGPTに入力して、Bolt.new用のプロンプトを作ってもらいます。
- プロンプトをBolt.newに入力すると、チャットボットのベースができあがります。
- OpenAI APIキーの取得
- OpenAIの公式サイトでアカウントを作り、APIキーを取得します。
- APIキーは一度しか表示されないので、必ずコピーして保存しておきましょう。
- OpenAI APIキーの設定
- Bolt.newのコードビューから、「.env」ファイルにAPIキーを直接入力します。
- テストと調整
- アプリをプレビューして、チャットが正しく動くか確認します。
- 必要に応じて、画面の見た目や動き方を少しずつ調整していきます。
このように、ほとんどプログラムにふれずにアプリを作ることができました。
テストと修正
10人の方にテストをお願いした結果、いくつかの問題点が指摘されました。
- 「おやじのセリフがお説教くさい」
- 「会話のキャッチボールが不自然」
- 「文章が途中で切れてしまう」
- 「言葉遣いがバラバラ」
- 「同じ言葉を繰り返す」
これらは、ChatGPTに質問しながら、Bolt.newで細かく調整をすることで、大部分は解決しました。自然言語で指示するだけで、素早く改善できるスピード感には驚きました。
公開
開発が完了したら、Bolt.newの「Deploy」ボタンを押すだけで、URLが発行されます。サーバー設定などは不要で、そのままアプリを公開することができました。このURLを使ってテストや修正作業を進めることができます。
テストを進めるうちに、新しいアイディアが浮かぶこともあり、最終的にキャラクターを4人追加することになりました。
現在、ベータ版を無料で公開していますので、興味がある方はぜひ遊んでみてください。
フィードバックをいただけると大変助かります。いただいたフィードバックをもとに、スマートフォン向けの本格的なアプリ化を検討していきたいと思います。
開発ツール&サービスの料金一覧
| ツール名 | 用途 | 料金プラン | 特徴・備考 |
|---|---|---|---|
| Bolt.new | アプリ構築・デプロイ |
無料プラン:$0/月 Proプラン:$20/月〜 |
無料プランでは月100万トークン、1日15万トークンまで利用可。 Proプランは開発向け。 |
| OpenAI API | AIチャット連携 | 従量課金制(GPT-3.5の場合) 入力:$0.0015/1,000トークン 出力:$0.002/1,000トークン |
使用量に応じて自動課金。上限金額を設定可能。 |
| Figma | UIデザイン制作 |
無料プラン:$0/月 プロプラン:$12/月 |
ブラウザ上で動作するデザインツール。 |
| ChatGPT | プロンプト支援・操作サポート |
無料プラン:$0/月 Plusプラン:$20/月 |
開発支援やプロンプト作成の相談に活用可能。 |
まとめ
今回の開発を通じて、新しいツールや高度なコーディングができなくても、AIツールを活用すれば、シンプルなアプリであればすぐに形にできることがわかりました。
時短のために今回はBolt.newを有料で利用しましたが、ツールの料金を考えても、かなり低予算でアプリ制作ができたと実感しています。また、ノンプログラマーでもここまでできることがわかり、今後の可能性に大きな希望を持ちました。


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